2mで99円の野地板と、数十円~200円程度の塩ビパイプや塩ビパーツで、ガス管(アイアン)風の男前なシューズラックを作ってみました♪
以前、本物のガス管でハンガーラックを作ったのですが、塩ビパイプは見た目は男前になるけど材料コストは超やさしいのでDIYにオススメ♪
(塗料は今まで使ってたものを使ってるので計算に入れてません)
▼以前作ったガス管ラックはコチラ
塩ビ管は初めてで切断寸法を失敗したりしたのでアレですが、それがなければコストはもっと下がると思います。
~寄稿:48tomo(攻める賃貸DIYチーム)
まずはできあがりから♪(玄関のBefore⇒Afterも)
塗装した塩ビパイプで組んだ枠に野地板で作った天板を乗せています。
裏側から金具で固定するとより安定感が増します。(写真は固定前)
乗せるだけでも靴くらいなら余裕で乗せられます。
左右サイズいっぱいに作らなかったのは、傘と折りたたみの台車を置くスペースが必要だったため。
よく履く靴を選んで乗せてみたら、友人に「靴も男前!」と言われました(笑)
※筆者は一応女性です(笑)
左が今までの状態(苦笑)ああ、恥ずかしい(笑)
工具、端材、ラックにドラム缶とまるで物置き(恥)
靴を出した事で、シューズクローゼットのスペースが空いたので、そこに出してたものを収納。
モンステラはもう要らないので処分。
材料パーツの買い出し
まずは塩ビ管の寸法を出すんですが、いかんせん初めてなので、ホームセンター(コーナンPRO)の売り場で座り込んで(笑)
実際のパーツをジョイントしながら、大まかな寸法を想定して、必要なパーツを買っていきました。
(これでもやはり後にどんどん変更する事に笑)
塩ビパイプ、パーツ、天板(野地板)で最終的に合計3000円程度でした♪
(失敗した塩ビパイプや仮組みして足りなかったパーツを追加購入した代金含む)
本気のガス管ラックの数分の1以下の安さ(笑)
塩ビパイプ切断と組み立て
まずは失敗例から(ヲイ笑)
最初は丸ノコはプラ粉まみれになると思って、パイプカッターを使ってみた。
※この失敗談はあくまで私の技術不足によるものだと思いますので悪しからず。それを踏まえてお読みください(笑)
切りたいところに印を入れ、パイプカッターではさんでくるくると縦に回して切り落としてみました。
手ノコよりはラクなんですけどね…(手ノコ大嫌いなんです:苦笑)
どうやっても片方(切り落とす側)の切り口が盛り上がるんですね。
これ、パイプの外径が変わってしまうのです(泣)
仮組みしてみたけど、ジョイントパーツに入れにくいわ、歪むわ、ちゃんとおさまらんわ…(笑)
プラスチック用のヤスリで切り口削るとちゃんと入るけど、むちゃくちゃめんどくさい!(笑)
結局、丸ノコ出動(笑)さっさとこっちにしとけばよかった(笑)
切り口もスパっとキレイです。
今回、初めて塩ビ管を切ってみて、丸ノコで塩ビパイプを切断する注意点はこんなところです。
(あくまで素人DIY目線ですが…)
■チップソー(刃)をプラスチックも切れるものを選ぶ事。
木材用だとチップソーの表面が加工されてないので、回転する摩擦熱で刃にプラスチックがくっつきすべりが悪くなります。
■ガイドを使うと危ない?!
小さいサイズ(今回は4cm)だとガイド付けた方がザクザクと寸法通りに切れると思ってやってみたら、これは大変危険でした!
ガイドを付けて切ったら、なんと、塩ビ管が粉々に飛び散ってもう少しで顔面大けがするところでした(冷や汗)
シロートなので、こーゆーのんも始めはわかりませんでした(笑)
上記さえ間違えなければ、切るという点では丸ノコはやっぱり最強(超個人的意見)かと(笑)
メジャーで測りながら、差し金で直角取りながら組み立てていきます。
だいだいOKになれば、あとはゴムハンマーで叩いて固定していきます。
この時も直角や高さなどの様子をみながら、測りながら少しずつ叩きます。
もしこの時にどうしてもズレてる時は、あきらめて新たにパイプを切り直したり、少しカットしたりました(笑)
塩ビ管の塗装
本来なら塩ビにヤスリをかけるところですが、もう細かすぎるので諦めました(笑)
今回はここに時間をかけたくなかったので、スプレー式のマルチプライマーを塗布。
プライマーが乾いたら、アイアンペイントのブラックを塗っていきます。今回は2度塗りしました。
1度目はだいたいおおまかに塗って、2度目は細かなところをしっかりと。
ここで1日置いて乾燥させます。(ヒートガン使用でもOKですが溶けるの注意)
乾かしてる間に天板作成(野地板)
今回も野地板の登場です♪野地板は1枚(2m)で99円という安さ。最近よく使います。
前回は壁板で使ったので、かなりキレイにヤスリかけましたが、
今回は、シューズラックなので汚れる想定なのと、ユーズド感やシャビー感が欲しかったので、表面の大きなケバとヨゴレを落とすだけに止めました。
なので、電動サンダーは使わず、粗めのサンダースポンジでゴシゴシとテキトーに擦っただけです。
▼前回の野地板使用DIY
塗装は、前回の壁板同様に水性ステインのウォルナットカラー。
今回は、ヤスリがけを荒くしているため、塗ると結構色ムラになったりします。
が、そこが狙いなので狙い通りでした♪
天板の組み立て
スノコのように裏面を1×1材にビスを打って固定し、3枚を1枚の板にします。
今回のような板を作るのはよくやるので、キレイに仕上げるため私は「ハタ金」というクランプ(写真の木の真ん中の金属)を使って固定しています。
これ、この状態でボンド止めする時もキレイに仕上がりますし、ボンドで止めなくてもこれで固定してビスを打っていけば、キレイに仕上がります。
スノコのように隙間開けたい場合は、隙間サイズの木材片も一緒に挟み込んでしまえばOK。
ただしこの場合は、ハタ金2本でやったほうが歪まずうまくいきます。
ハタ金は色んなサイズがあって、今回は50cmのもの。一つ1000円程度ですのであると便利です♡
仕上げ塗装(塩ビ管のサビ塗装)
アイアンペイントのいいところは、少しだけメタリックな色が入ってるので、チョークペイントの黒よりも、コレだけでかなりアイアン調になるんですが、今回はもう少しダメージ感が欲しいのでちょっとだけサビ塗装します。
コゲ茶の塗料をスポンジに取って馴染ませて、角や細かい部分にトントンと塗っていきます。
角があるところほど、これを何度かやるとリアルになります。
▼サビ塗装の詳しい工程はコチラ
ちょっとわかりづらいかもですが、これがアイアンペイントの上にサビ塗装した状態。
あまり茶色が目立ち過ぎると、逆にウソっぽくなって見た目にチャチさが出てしまうので、個人的にそれは嫌いなので、微妙な感じにしています。
安っぽさ丸出しの塩ビパイプが、見た目はアイアンの黒ガス管に♡
これで枠も完成です♪
天板を乗せて仕上げ
後は作った野地板天板を枠にはめる(乗せる)だけで完成です♪
もし、グラつきがあまりに多いようでしたら、
天板の裏側を塩ビパイプに金具で固定する事をおすすめします。
(塩ビパイプの関連パーツで売っています)
金具は1つ数十円です。
完成ヽ( ・∀・)ノ
塩ビ管は最初は結構失敗する事も多いみたいで、私も例に漏れず、たくさん無駄な塩ビパイプが出ちゃいました。
ですが、それでも材料費は3000円ほど(塗料除く)。
いくつか作っていけば失敗も減ると思うので、DIYでチャレンジするにはコスト的にも、もってこいだと思います♪
最後までご覧頂きありがとうございました♡
by 48tomo(攻める賃貸DIYチーム)