ノギスは、「物の長さ」や「太さ」を高い精度で手軽に測れる測定器です。
測れるサイズは、1~150mmくらい。ものさしやメジャーと大きく違うのは、1mm以下の0.1mmや0.01mm程度まで測れるところです。
特に、丸いものを測るのに大活躍。ものさしだと「100mmくらいかな?」が、ノギスでは「100mmだ」になるので、安心感も全然違います。
ノギスの種類は、手軽に使える小さなサイズの安価タイプから、デジタルで表示する精度の高いものまで様々です。
ノギスの選び方
手軽に使いたいなら「スライド式の簡易タイプ」
0.01mm単位の精度が欲しいなら「デジタルタイプ」がオススメ。
私はスライド式の安価タイプを愛用しています。0.1mmまで測れますし、ポケットサイズを買ったので、ジャケットの腕ポケットに差し込んだ状態で作業できるんです。価格も800円でくらいお手頃でした。
こういうときに使う
丸い棒の外径を測る
パイプなどの丸いものの外径が一発で測れます。ものさしでネジのサイズを測ると失敗しやすいですが、ノギスなら確実で間違えません。挟んで測るから、安定していい感じです。
穴の内径を測る
これも、ものさしだとやりにくい、穴の内径が測れます。
深さを測る
段差や、中の深さを測るときに便利。
簡易タイプは、メモリを読み間違う可能性があるデメリットもありますが、0.1mm程度まで測れる上に安いので、とても使い勝手がいいです。ジャケットの腕や胸のポケットに入れたままにできるのも利点。
ただ頻繁に使うという場合は、読み間違う心配がなくて精度も高いデジタルが便利だと思いますよ。
ノギスは今は百均にも売っているので、まずは百均でお試しから始めてみてもいいかもしれませんね。