DIYで大人気のウォリストシリーズ。
ウォリストは天井と床で突っぱりで突っ張ってDIYで棚を作るものだと思っていません??
もちろん棚を作ることも大得意ですが、棚受金具・束ねる金具だけで家具を作るのにも大活躍するんです。
今回はDIY初心者のためにウォリストを使った棚や家具を作るための初歩的な技術を習得するためのレシピをご紹介します。
木材のカット
今回作る箱はどんな大きさでも良いのですが、わかりやすいように1×4材を30cmにカットしました。
もちろんもっと大きなものを作る場合にはこの長さを長くすれば良いのですが、逆に小さいものを作る場合には、ビスを打つ時の電動ドライバーが使いやすいほうが良いと思うので極端に短くしないほうが良いと思います。
今回は卓上スライド丸ノコを使用しました。もちろん普通の丸ノコでも手ノコでも大丈夫です。
持ち手の加工
この箱は持ち運びがしやすいように持ち手をつけようと思います。
もし金具で取っ手をつけるなら箱が完成した最後に付けるのですが、DIYの練習のため板に穴をあけます。
持ち手ように四角い穴をあけるのですが、ジグソーの歯を入れるための穴をあけます。
電動ドライバーのドリルビットを使う場合には穴をあける板の下に捨て板(補助板)と呼ばれる使わない板をもう1枚敷いて穴をあけましょう。
もしこれをしないと穴をあけたきに穴のバリがひどくなったり、裏側が少しめくれたりします。
穴があけられたらジグソーで手を入れられるように切っていきます。
ジグソーは慣れるまでまっすぐ切るのは難しいですが、ガイドを使用すればかなりきれいに切れます。
塗装
組み立ての前に塗装をしておきます。もちろん組み立ててからでも塗装は出来るのですが、細かな小口などは塗装しにくいので、組み立てる前のパーツの段階での塗装をおすすめします。
(今回は塗装しませんでした)
ウォリストで組み立て
最後にウォリストの2枚用棚受金具を2セット使って組み立てです。
通常束ねる方にはクランプなどを使用して固定するのが一般的ですが、ウォリストの棚受金具は片一方が爪になっているので束ねることができます。
しかし先端を揃えるために端に補助板を置きます。
実際にはずれないようにビスを打つ側の木材を逆の手で押さえてくださいね。
棚受金具と木材の取付の順番は特に決まりはありません。
作られる方のやりやすい方法でOKです!
箱として使用しますので木材の角の重なり方もどちらでも大丈夫です。
しかし、難関は最後に訪れます。
木材は私達が思っている以上に反りや曲がりが発生しています。
角を丁寧に整えてビス留めしたとしても、反りや曲がりの関係でピッタリいかないこともあります。
こういうときは木材を強引に曲げながらできるだけ角に合わせてビス止めしましょう!
もちろんそれでも多少ずれることがありますが、DIYの醍醐味だと思ってあまり神経質にならないようにしましょう。
枠の状態で組み上げられたら底になる板を取り付ければ完成です。
1×4材を並べて淵にビス止めしてもいいですし、薄い1枚板をちょうどいい大きさに切ってビス留めすれば若干軽く仕上げることができます。
(底板の厚さによって強度は変わります。)
実用的に物を片付ける箱に使ってもいいですし、インテリアとして使ってもいいですね。
今回はDIYの基本の「木材を切る」「塗装をする」「ビスを打つ」などの技術を使って箱を作りました。
それもウォリストの金具を使ったら比較的簡単なのですが、DIY初心者の方がウォリストの金具を使っていなければもっと難しく時間がかかると思います。
逆にDIYが得意な方はウォリストの金具を使わなくても作り上げることが出来ると思います。
色々正式な方法でDIYすることもできますが、あまり堅苦しくなく初心者でもDIYを楽しんでいただけたら嬉しいです。
ウォリストシリーズの詳しくはこちら
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