当店もご協力させていただいている堺市南区の「DIYのいえ」にてリンテックコマースの国枝様、下岡様にご協力いただき、ふすま貼りのワークショップを行いました。
最近の住宅ではどんどんふすまや障子が少なくなっているので、どれぐらいの方にお集まりいただけるか不安がある中、若い人からお年をめした方まで事前にたくさんの方からご予約いただき大盛況となりました。
まず、ふすま種類や構造などの知識をレクチャーしながら実際に目の前でふすま紙を貼る要領を覚えていただきます。
通常の貼り方はもちろんですが、説明書にはない簡単にできる裏技のような方法もご紹介。
最初は座って聞いていた参加者様も白熱して立ち上がって熱心に説明を聞かれていました。
参加者から質問がたくさんあがり、関心の高さをうかがえます。
後半は実際に二人一組になってふすま貼りの作業。
今回は色々種類があるふすま紙の中でも水貼り(再湿糊タイプ)を使用いたしました。
知らない人同士ので作業をしていただきましたがすぐに打ち解け、和気あいあいとした雰囲気で作業がすすみました。
今回は「再湿タイプ」のふすま紙を体験。
再湿タイプは水で濡らすと粘着力が出るタイプで、水で濡らす切手のような粘着のタイプなので扱いが簡単なのでおすすめです。
しかも、すぐになら貼り直しも可能なので便利です。
一人で作業するのを想定して説明をしていただきましたので、水で濡らして粘着が付かないように折りたたんでから貼る面が下になるようにひっくり返します。
もちろん二人で一気にひっくり返すほうが早いです。
最後に枠の取り付けです。
枠は木ネジのタイプや釘で打ち付けているだけのタイプなど様々あります。
今回の参加者様はほとんどDIYをしたことがない方が多く、カッターナイフの安全な使い方や刃の折り方など、基本的なこともレクチャーもいたしました。
参加された女性からは「普段DIYを全くしないので不安でしたが、実際体験してみてとても楽しかったので、実家のふすまを貼りけてみようと思いました。」というお声もいただきました。
水を含んだふすま紙は表面がシワでブヨブヨの状態でしたが、乾いてくるとピント張っていい仕上がりになりました。
最後は皆さんでシールタイプのふすま紙の貼り付けとカットも体験したいただきました。
裏の剥離紙を剥がしながら上から徐々に貼っていきます。
剥離紙は一気に剥がさず、貼りながら少しづつ剥がすのがポイントです。
壁紙と同様に余分なところをヘラで押さえつつカッターで切れば完成です。
枠を外さないのがシールタイプの特徴です。
皆さん失敗することなくふすま貼りを楽しんでいただけたようでした。
今後もこちらの【DIYのいえ】ではいろんなワークショップを実施しますよ!